[寄稿]「空国総懺悔」の元新たな一歩を


 私が追放されてから帰ってきたこの一年、空想国会は新たなスタートを切って復活するかのように思えた。しかし実際は二月政変以前よりも低レベルな政争が繰り返され、時の政権の多くは瓦解し、新たな体制が作られることなく衰退の一途を辿りつつある。

 私はこの状況をなんとしてでも変えたかった。世論派を構成し、規約を変えて空国ビックバンを引き起こしたかった。しかし私が引いた引き金は、空想国会の身内に当たり、私は政権を追われ、空虚な権力を求める者により荒れた。

 安易な政局を求めた人々は、政策や規則を他人にどんどん任せていった。いつしか事務局は全能の権力を有し、政策は軽んじられていった。

 そして今、空想国会は危機的な過疎とまでは言えないが、政策論争などの面白さは低減し、閉塞感が充満するコミュニティになってしまった。考え得る未来は緩やかな死以外ないだろう。思うに、ことここに至ったのはもちろん数々の政権や責任者の政策がよくなかったからでもあるが、また参加者の意識のすたれたのもこの原因の一つであると考える。

 だから私は、今まで犠牲にしてきた多くの議員や政党、政権に対する手向け、懺悔として再び出馬し、首班指名を得て内閣を組織し、抜本的改革を踏み切るに至った。しかしこのためには特定政党ではなく、与野党を超えた幅広い結束を必要とする。

 どうか各政党は、今こそこの空想国会の状況に危機感を持ち「空国総懺悔」の元、当事者意識を持って共に団結していこうではないか。

              2022年2月22日    副総理白石顕治 寄稿

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